中学受験の勉強をしていると、どうしても気になるのが偏差値です。
もちろん、偏差値だけで子どもの努力を判断するべきではありません。テストとの相性もありますし、たまたま得意な単元が出ることもあります。
それでも親としては、「この勉強方法で本当に伸びているのか」「家庭学習のやり方は間違っていないのか」と気になります。
この記事では、長男が小3の6月時点では全国統一小学生テストで偏差値55前後だったところから、小5の6月には偏差値70を超えるところまで伸びた経験を振り返ります。
ただし、「この方法なら必ず伸びる」という話ではありません。我が家で意識していた、インプットとアウトプットの流れについてまとめます。
小3の6月は偏差値55前後だった
長男が小3の6月に受けた全国統一小学生テストでは、偏差値は55前後でした。
決して悪い成績ではありません。ただ、中学受験を意識している家庭から見ると、ものすごく上位というわけでもありませんでした。
当時の印象としては、次のような感じです。
- 基礎はそれなりにできている
- 難しい問題になると手が止まる
- 読解や応用問題で安定感がない
親としても、ここから本当に伸びるのかは正直わかりませんでした。長男は一気に成績が跳ねるタイプというより、毎日少しずつ積み上げていくタイプだったと思います。
小5の6月には偏差値70を超えた
そこから約2年が経ち、小5の6月に受けた全国統一小学生テストでは、偏差値70を超える結果を取ることができました。
小3の6月時点では偏差値55前後。小5の6月時点では偏差値70超え。
もちろん、1回のテスト結果だけで実力を断定するつもりはありません。
テストには相性がありますし、そのときの出題内容にも左右されます。
それでも、2年間の積み上げが数字として見えたという意味では、親としても大きな手応えがありました。過去の成績を見返したとき、「よくここまで頑張ったな」と感じました。
インプットを補ってからアウトプットする
我が家では、勉強にはインプットとアウトプットの両方が大事だと考えています。
インプットは、知識や考え方、解き方を理解すること。
アウトプットは、実際に問題を解いて使えるようにすることです。
中学受験の塾は、授業のスピードが速く、扱う内容も難しくなります。そのため、説明を聞くだけでなく、問題を解きながら身につけていく要素が強いように感じました。
それでうまくいく子もいると思います。でも、我が家の長男は、どちらかというと最初にきちんと説明を聞きたいタイプでした。
いきなり問題を解くよりも、先に次のようなことを整理した方が理解が安定します。
- なぜそうなるのか
- どういう考え方を使うのか
- どこに注目すればいいのか
ここを一度押さえてから問題に取り組む方が、長男には合っていました。そこで、宿題に入る前のインプットを家庭で補うことにしました。
宿題の前に予習ナビでインプットを補う
そこで役に立ったのが、早稲アカで利用していた予習ナビでした。
塾の授業だけで完全に理解できれば理想です。でも、授業中はわかったつもりでも、家に帰って宿題を解こうとすると手が止まることがありました。
解説を読んでも、なぜそうなるのかがピンとこない。親が説明しようとしても、うまく伝わらない。
そこで我が家では、宿題に入る前に、まず予習ナビで説明を聞くようにしました。
- 予習ナビで考え方を理解する
- 宿題で実際に問題を解く
- 間違えた問題を見直す
この流れが、長男にはかなり合っていました。
特に算数では、親が横から説明するより、動画で先生の説明を聞いた方がすっと理解できることがありました。
親が全部を教えようとしなくてもいい。わからないところは動画に頼っていい。
そう思えるようになったことは、家庭学習を続けるうえでかなり大きかったです。
特別なことではなく、基本の繰り返しだった
偏差値55前後から70超えと書くと、何か特別な勉強法をしたように見えるかもしれません。
でも、我が家でやってきたことは、ものすごく特殊なことではありません。
- 塾の授業を受ける
- 宿題の前に予習ナビで考え方を確認する
- 宿題で問題を解く
- 間違えた問題を見直す
- 親が必要なところだけサポートする
基本的には、この繰り返しです。
ただ、その基本を続けるのが一番難しいのだと思います。本人任せにしすぎると抜けが出ますし、親が管理しすぎると子どもが疲れてしまいます。
我が家も、そこは今でも試行錯誤しています。
コツコツ積み上げるタイプでも、その子に合ったやり方を探しながら続けていくことで、きちんと伸びる可能性はあります。